こんにちは!
今年の冬は関東平野も厳しいものでした、、、
寒さに耐性の無いスポイルされた現代人の身にはこたえました。
江戸時代の民衆はいったいどのようにして冬をしのいでいたのかしら、といつも不思議に思いながらも、思った後すぐ目の前の寒さに震えることに集中してしまうため答えを出さぬままになってしまいます。
電気カーペットも羽布団もなく、壁は土壁、扉は木と壁、、、
冬用寝巻きももちろんないだろうし、、、おー考えただけでも寒さがしみてまいりますブルブル。
さて、去る3/15「団十郎と江戸歌舞伎」の講座が開催されました。
講師の古井戸先生は、歌舞伎研究の分野では大変有名な方でいらっしゃいます。
講座の中であった「団十郎小ネタ」を記しておきます。
★海老蔵 → 団十郎 昔は逆だった!?
今は、新之助→海老蔵→団十郎だが、昔は、団十郎が年をとって海老蔵になった。
かつては8才の団十郎もいたほど江戸時代の人間にとっては「団十郎」は若い名前だった。「団十郎」の名づけは友達の唐犬権兵衛(すごい名前!)
★荒事 団十郎は「春を呼ぶ男」
役柄で表す荒事:『暫』= 一陽来復(いちようらいふく) 太陽よ再びきてくれ、という芝居、太陽が出てきたことを表す「力髪」の髪型にする
「春を呼ぶ男たち」は他にも色々:蘇我吾郎、坂田金時、ものすごい怪力で正義感の塊、これらをあらわすために赤い顔を作ったのも団十郎
★助六 本当の春(太陰暦での春)は三月の助六
冷え切った江戸に団十郎の助六が春をもたらす、花咲か爺さんのようなもの
★道明寺
桜が咲くのに雪が舞う風景
なぜだかわからないけれどなんだかとてもめでたい
東北では、紅白の餅花(花を疑似に咲かせてみる=「予祝」という)
★「神霊事」と「濡れ事」
江戸の団十郎 京の藤十郎
★勧善懲悪ではない江戸の歌舞伎
現実の世界と同じ、いちばん悪いやつは残って、悪党の手下だけがやっつけられて終わり
★にらみ方
ただめを寄せているだけではない 様々な形がある
★ 鳴神(歌舞伎十八番)
鳴神上人:元々はインドの一角仙人(お母さんが鹿)と久米仙人が混じっている
お能の題目
江戸では、馬琴よりも有名だったサントウキョウマ(聞き取り不完全)の作。
「ぶっかえり」という早変わりがあり、目玉。
ぶっかえると「荒神」になる。この場合、菅原道真になる。
★ 団十郎と濡れ事
女の魔力でやられてしまうのが、濡れ事。
市川家非道の恋慕
その1 襲われる女 助けたのに非道な目にあう
その2 友達が遊女にはまっているというのでどれ助けに行こうとするが横恋慕してしまう
以上
いつもながらのメモ書きですみません。
ここをヒントに団十郎への知識の道が開けましたら荒神、いや幸甚でございます。。
また次回もよろしくお願いしますー深々
2018年2月27日火曜日
2018年2月5日月曜日
第39回 質実剛健口座のご案内
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
こここ、今年の冬はしばれますねー!
こここ、今年の冬はしばれますねー!
私は雪山歩いても平気なアウトドアウエアで出かけているのですが、街ゆく人の薄着っぷりに驚愕しており、食べているものが違うのかしら、と勘ぐってしまうほどです。
さて、今年初めて2月の「質実剛健講座」のテーマは歌舞伎、
「團十郎と江戸歌舞伎」と題して歌舞伎役者の大名跡「市川團十郎」に焦点を絞って江戸歌舞伎の話を伺います。
講師は東京大学名誉教授古井戸秀夫先生に歌舞伎のお話をお願いしました。
講師は東京大学名誉教授古井戸秀夫先生に歌舞伎のお話をお願いしました。
折しも歌舞伎座は創立130周年の節目の年にあたり、歌舞伎に対する関心は大いに高まっております。
歌舞伎は江戸時代に庶民の文化から生まれた大衆芸能でありながら、能・狂言が中心だった日本の舞台芸能の中で新しいジャンルとして進化を続け、今や国内外にファンをもつ日本の代表的なエンターテインメントとなっています。
歌舞伎は江戸時代に庶民の文化から生まれた大衆芸能でありながら、能・狂言が中心だった日本の舞台芸能の中で新しいジャンルとして進化を続け、今や国内外にファンをもつ日本の代表的なエンターテインメントとなっています。
その歴史の中で、「市川團十郎」の存在は別格、代々の團十郎は重要な役割を果たし話題を提供し続けてきました。
2003年2月に12代目團十郎が亡くなって今また團十郎不在の時にあり、13代目の登場がいつになるのかいやが上にも気持ちは高まります。今回は「團十郎と江戸歌舞伎」と題し、江戸歌舞伎を團十郎の芸の特色やその人となりを中心に語っていただきます。
講師の古井戸秀夫先生は昭和45年開成高校卒。早稲田大学文学部演劇科を卒業後、助手、講師、助教授を経て同大学教授。さらに東京大学文学部教授となり現在は東京大学名誉教授となっています。これまで早稲田大学文学部出身者が東京大学文学部教授になったことはなく、先生はその初めての方であります。専攻は演劇学・舞踏学、歌舞伎研究ですが歌舞伎に興味を持ち始めたのは高校時代とのことです。広く諸事に通じた知識と絶妙な語り口で楽しいお話に期待して下さい。
演 題: 團十郎と江戸歌舞伎
講 師: 古井戸 秀夫(ふるいど ひでお) 東京大学名誉教授
日 時: 平成30年2月13日(火) 18時:開場、19時:開始
場 所: 中央区新川2-17-13 香取鮨2階 (電話:03-3551-4895)
参加費: 3500円(税込)食事付 ※飲物は別料金になります
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▼PDFご自由にご取得ください。
2017年11月24日金曜日
第38回 質実剛健講座レポート
2017年11月21日。
何日か前に36年ぶりの気温となり、夜になると寒さが堪えるようになりました。
38回目の質実講座、タイトルは『これでいいのか日本の死因解明〜〜』。
ジャーナリスト/ノンフィクション作家の柳原三佳さんを講師に迎え、日本の司法解剖と身元確認の問題について切り込む回は、どこか遠くに感じていた「司法解剖」「検死」について考えてみるきっかけとなる機会となりました。
以下聴講レポートです。
-----
◆前段
柳原先生と、開成学園とのつながりは開成の創始者である佐野鼎。柳原先生の家系は佐野鼎と血縁であるものの、世の中には佐野鼎の資料があまり残っていないため興味を持って取材するようになったということです。
来年2018年、講談社より取材が本になった「佐野鼎ー開成を作った男」が出版されます。
佐野鼎についての資料がなぜ残っていないかというと、死因がコレラだったからだと言われています。当時コレラ患者のものは感染を防ぐために焼かれてしまったということです。
柳原先生が、日本の司法解剖を真剣に取材するようになったきっかけは、ご自身の趣味であるバイクの仲間が亡くなった時、「本当に死因がちゃんと究明されていない」と感じたことでした。
またお父様が医療事故で亡くなったり、柳原さん自体も手術後に体の中にガーゼが置き忘れられていることが発覚し再手術を受けるという医療過誤の当事者になったことも大きかったそうです。
◆アジェンダ
1 「死因究明」「身元確認」の現実
2 身元取り違えはなぜ起こるのか?
3 諸外国の死因究明
4 東日本大震災の現場から
5 被災地の歯科医師が経験した身元究明
----
1 「死因究明」「身元確認」の現実
▼"バイク事故"で見つかった高校生
友人たちと出かけたはずが、一人の少年だけ戻らない。
3日後に高速の脇で見つかり「事故による頚椎骨折」と警察に説明される
↓
死亡現場を写真で確認する(講座では写真も映されました)
草むらに仰向けで亡くなっている姿・ヘルメットが横に置かれている・草原に放置されて死亡しているのに死体が汚れていない(通常は虫がついたり鳥につつかれたりする)
↓
診断した医師に取材
「何を根拠に頚椎骨折と診断したのか?」
↓
「警察にそう書けと言われた」
この講座では、日本の死因究明に当たる捜査や資料について、こういった流れがあまりに多いことを何度も目の当たりにさせられました。どの事例も衝撃的で、自分たちが「安全な国に住んでいる」と思っているのは一連の捜査によって作られた幻想に過ぎないのではないかという思いが湧き上がります。
その後、少年の両親は同行の友達の名を上げて刑事告訴しましたが不起訴になり、単独事故として処理されました。遺体は解剖されることなく、事件が究明されることもありませんでした。
▼日本の死因究明については解剖現場からも声があがっている
13年前、千葉大学の岩瀬博太郎教授が匿名で訴えていてもインパクトがないため決意。
柳原先生が取材に協力し『玉砕覚悟の実名告白』として週刊誌に実名記事を掲載、
その後、この件は本にもなりましたので詳しくは岩瀬先生と柳原先生の共著をお読みください。
『焼かれる前に語れ~司法解剖医が聴いた、哀しき「遺体の声」』
岩瀬教授のこちらの本も
『死体は今日も泣いている 日本の「死因」はウソだらけ (光文社新書) 新書 』
例えば、複数人が犠牲となる保険金殺人など、
最初の被害者が出た時に「自然死」でなく「殺人」としっかり捜査がされれば、次の殺人は防ぐことができて、また犯罪の抑止につながるかもしれない。
ところが、死亡現場であっさりと「事件性ナシ」と判断されるとそれ以後の捜査が一切されないのが日本の現状なのだそうです。
ニューヨーク出身の男性が一人暮らしの自宅で死亡して死後1週間に見つかった事件では、
家族に電話で「病死です」と伝えられて終りかけた。
驚いて日本に来日した家族が駆けつけて司法解剖を要求。
警察は渋々、司法解剖の下のランクに当たる簡易な”承諾解剖”を許可すると、頭蓋骨に大きな亀裂骨折が見つかる。慌てて司法解剖に切り替えて再調査した結果、死因は「東武打撲による脳挫傷」に変更された。しかし事件は「事故死」として片付けられてしまった。警察は「台所で転んだかなんかでしょう」と述べ、挙げ句の果てに「マシューさん(被害者)の頭蓋骨は普通の人より2倍薄いようですね」と被害者家族に対して心無い発言をしたとか。
この事件経過を知った柳原さんは警察に取材を申し込むと、
「我々は『死体3現場7』の割合で捜査している」と回答があった。
つまり、現場死体は刑事の「経験」と「勘」で事故死と自然死がほぼ判断されている。
マシューさんのご家族は、
「日本には素晴らしいものがたくさんあるが、死因究明の文化は日本の恥ではないか」
「死因を明らかにすることは社会のためでもあるのではないか」
という言葉を残されています。
アメリカでは、明らかな病死以外は解剖するのが常識だそうです。
日本では、「死体を切り刻まれたくない」という市民の思いも反映されているのか、死後の解剖は行わない方向でことが進みます。
しかし国が自ら動くことがない以上、民間が気づき、声をあげなくては何も変わらないでしょう。
2 身元取り違えはなぜ起こるのか?
日本では、死体と遺族が面会して身元確認するのが通例。
しかし「家族が死んだ」と伝えられて気も動転している上、損傷した死体を目の当たりにして冷静な判断ができない場合もあります。
例えば、9歳と6歳のいとこが車にはねられた事件。
一人は死亡して、一人は重症で両親がそれぞれ遺体安置所と病院に呼びつけられましたが、取り違えだった、という事例があります。
母親が「事故にあうと顔まで変わるのか、、、違う!これは従兄弟の方よ!」と気づいたので発覚した経緯がありましたが、これはまず歯科医が見れば「9歳と6歳が取り違えられることはない」ということです。
日本では、海外と違って一件一件を丁寧に検死する文化がありません。
3 諸外国の死因究明
日本では、亡くなった当日やすぐに「死因は自殺とみられる」などと報じられることがありますが、先進国ではそんなことはありえない、という国がほとんどです。
前述したように、アメリカでは明らかな病死以外は解剖するのが常識。
フィンランドでは後になって問題が出た時に備えて、2年間は、血液・尿・胃の内容物を保管します。
身元究明も遅れています。
国民全員がデンタルチャートをとって、クラウドに保管しておけばいざという時に役立つのです。
が、日本では「個人情報の漏洩」「歯医者同士の連携のなさ」などが障壁となりほぼ実施されていません。
4 東日本大震災の現場から
2010年3月11日 東日本大震災直後、千葉大学法医学教室の医師と歯科医師は翌日から被災地に入った。
そして、次々と運び込まれる死体を卓球台や会議室の机などを集めて検死台にしてデンタルチャートを作った。
死後時間が経ってしまうと、口が開きにくくなり歯が見れなくなると、切開する権限のない歯科医師は「これは死体毀損に当たるのではないか?」と躊躇した。
そこに「とにかく開けてください。私が全責任をとります」と全体に指示し調査を進めさせたのが、岩手医科大学の出羽教授でした。
被災地に集まったボランティアの医師・歯科医師、被災地のチームが協力して調査が進められました。この調査は今も続いています。
5 被災地の歯科医師が経験した身元究明
岩手県釜石市の鵜住居地区で歯科医院を経営している歯科医師の 佐々木憲一郎先生のお話もありました。
『泥だらけのファイル泥だらけのカルテ 家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見 たものは? (世の中への扉)。』
ご自身も被災しながらも「自分の患者のカルテを提供しなくてはいけない」という強い責任感から、3/11直後からカルテの自主提供を公共施設に身元不明者とカルテ情報の照合を申し出ました。
しかし、返答は「個人情報なので渡せない」でした。。。
損傷した遺体では、DNA鑑定はほとんど役に立たず、生前の髪の毛や爪などが保管されていればまだ手がかりとなりますが、なかなかそういうわけにはいきません。
日本人はほぼ全員が子供の時から歯の治療を受けており、歯は最後まで残ることが多いため日航機墜落事故などでも身元確認の有効な手立てとされました。
佐々木先生は、 未だ見つかっていない地域の人々を最後まで探すことを誓い、現在も捜索と調査に協力しています。
何日か前に36年ぶりの気温となり、夜になると寒さが堪えるようになりました。
38回目の質実講座、タイトルは『これでいいのか日本の死因解明〜〜』。
ジャーナリスト/ノンフィクション作家の柳原三佳さんを講師に迎え、日本の司法解剖と身元確認の問題について切り込む回は、どこか遠くに感じていた「司法解剖」「検死」について考えてみるきっかけとなる機会となりました。
以下聴講レポートです。
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◆前段
柳原先生と、開成学園とのつながりは開成の創始者である佐野鼎。柳原先生の家系は佐野鼎と血縁であるものの、世の中には佐野鼎の資料があまり残っていないため興味を持って取材するようになったということです。
来年2018年、講談社より取材が本になった「佐野鼎ー開成を作った男」が出版されます。
佐野鼎についての資料がなぜ残っていないかというと、死因がコレラだったからだと言われています。当時コレラ患者のものは感染を防ぐために焼かれてしまったということです。
柳原先生が、日本の司法解剖を真剣に取材するようになったきっかけは、ご自身の趣味であるバイクの仲間が亡くなった時、「本当に死因がちゃんと究明されていない」と感じたことでした。
またお父様が医療事故で亡くなったり、柳原さん自体も手術後に体の中にガーゼが置き忘れられていることが発覚し再手術を受けるという医療過誤の当事者になったことも大きかったそうです。
◆アジェンダ
1 「死因究明」「身元確認」の現実
2 身元取り違えはなぜ起こるのか?
3 諸外国の死因究明
4 東日本大震災の現場から
5 被災地の歯科医師が経験した身元究明
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1 「死因究明」「身元確認」の現実
▼"バイク事故"で見つかった高校生
友人たちと出かけたはずが、一人の少年だけ戻らない。
3日後に高速の脇で見つかり「事故による頚椎骨折」と警察に説明される
↓
死亡現場を写真で確認する(講座では写真も映されました)
草むらに仰向けで亡くなっている姿・ヘルメットが横に置かれている・草原に放置されて死亡しているのに死体が汚れていない(通常は虫がついたり鳥につつかれたりする)
↓
診断した医師に取材
「何を根拠に頚椎骨折と診断したのか?」
↓
「警察にそう書けと言われた」
この講座では、日本の死因究明に当たる捜査や資料について、こういった流れがあまりに多いことを何度も目の当たりにさせられました。どの事例も衝撃的で、自分たちが「安全な国に住んでいる」と思っているのは一連の捜査によって作られた幻想に過ぎないのではないかという思いが湧き上がります。
その後、少年の両親は同行の友達の名を上げて刑事告訴しましたが不起訴になり、単独事故として処理されました。遺体は解剖されることなく、事件が究明されることもありませんでした。
▼日本の死因究明については解剖現場からも声があがっている
13年前、千葉大学の岩瀬博太郎教授が匿名で訴えていてもインパクトがないため決意。
柳原先生が取材に協力し『玉砕覚悟の実名告白』として週刊誌に実名記事を掲載、
その後、この件は本にもなりましたので詳しくは岩瀬先生と柳原先生の共著をお読みください。
『焼かれる前に語れ~司法解剖医が聴いた、哀しき「遺体の声」』
岩瀬教授のこちらの本も
『死体は今日も泣いている 日本の「死因」はウソだらけ (光文社新書) 新書 』
例えば、複数人が犠牲となる保険金殺人など、
最初の被害者が出た時に「自然死」でなく「殺人」としっかり捜査がされれば、次の殺人は防ぐことができて、また犯罪の抑止につながるかもしれない。
ところが、死亡現場であっさりと「事件性ナシ」と判断されるとそれ以後の捜査が一切されないのが日本の現状なのだそうです。
ニューヨーク出身の男性が一人暮らしの自宅で死亡して死後1週間に見つかった事件では、
家族に電話で「病死です」と伝えられて終りかけた。
驚いて日本に来日した家族が駆けつけて司法解剖を要求。
警察は渋々、司法解剖の下のランクに当たる簡易な”承諾解剖”を許可すると、頭蓋骨に大きな亀裂骨折が見つかる。慌てて司法解剖に切り替えて再調査した結果、死因は「東武打撲による脳挫傷」に変更された。しかし事件は「事故死」として片付けられてしまった。警察は「台所で転んだかなんかでしょう」と述べ、挙げ句の果てに「マシューさん(被害者)の頭蓋骨は普通の人より2倍薄いようですね」と被害者家族に対して心無い発言をしたとか。
この事件経過を知った柳原さんは警察に取材を申し込むと、
「我々は『死体3現場7』の割合で捜査している」と回答があった。
つまり、現場死体は刑事の「経験」と「勘」で事故死と自然死がほぼ判断されている。
マシューさんのご家族は、
「日本には素晴らしいものがたくさんあるが、死因究明の文化は日本の恥ではないか」
「死因を明らかにすることは社会のためでもあるのではないか」
という言葉を残されています。
アメリカでは、明らかな病死以外は解剖するのが常識だそうです。
日本では、「死体を切り刻まれたくない」という市民の思いも反映されているのか、死後の解剖は行わない方向でことが進みます。
しかし国が自ら動くことがない以上、民間が気づき、声をあげなくては何も変わらないでしょう。
2 身元取り違えはなぜ起こるのか?
日本では、死体と遺族が面会して身元確認するのが通例。
しかし「家族が死んだ」と伝えられて気も動転している上、損傷した死体を目の当たりにして冷静な判断ができない場合もあります。
例えば、9歳と6歳のいとこが車にはねられた事件。
一人は死亡して、一人は重症で両親がそれぞれ遺体安置所と病院に呼びつけられましたが、取り違えだった、という事例があります。
母親が「事故にあうと顔まで変わるのか、、、違う!これは従兄弟の方よ!」と気づいたので発覚した経緯がありましたが、これはまず歯科医が見れば「9歳と6歳が取り違えられることはない」ということです。
日本では、海外と違って一件一件を丁寧に検死する文化がありません。
3 諸外国の死因究明
日本では、亡くなった当日やすぐに「死因は自殺とみられる」などと報じられることがありますが、先進国ではそんなことはありえない、という国がほとんどです。
前述したように、アメリカでは明らかな病死以外は解剖するのが常識。
フィンランドでは後になって問題が出た時に備えて、2年間は、血液・尿・胃の内容物を保管します。
身元究明も遅れています。
国民全員がデンタルチャートをとって、クラウドに保管しておけばいざという時に役立つのです。
が、日本では「個人情報の漏洩」「歯医者同士の連携のなさ」などが障壁となりほぼ実施されていません。
4 東日本大震災の現場から
2010年3月11日 東日本大震災直後、千葉大学法医学教室の医師と歯科医師は翌日から被災地に入った。
そして、次々と運び込まれる死体を卓球台や会議室の机などを集めて検死台にしてデンタルチャートを作った。
死後時間が経ってしまうと、口が開きにくくなり歯が見れなくなると、切開する権限のない歯科医師は「これは死体毀損に当たるのではないか?」と躊躇した。
そこに「とにかく開けてください。私が全責任をとります」と全体に指示し調査を進めさせたのが、岩手医科大学の出羽教授でした。
被災地に集まったボランティアの医師・歯科医師、被災地のチームが協力して調査が進められました。この調査は今も続いています。
5 被災地の歯科医師が経験した身元究明
岩手県釜石市の鵜住居地区で歯科医院を経営している歯科医師の 佐々木憲一郎先生のお話もありました。
『泥だらけのファイル泥だらけのカルテ 家族のもとに遺体を帰しつづける歯科医が見
ご自身も被災しながらも「自分の患者のカルテを提供しなくてはいけない」という強い責任感から、3/11直後からカルテの自主提供を公共施設に身元不明者とカルテ情報の照合を申し出ました。
しかし、返答は「個人情報なので渡せない」でした。。。
損傷した遺体では、DNA鑑定はほとんど役に立たず、生前の髪の毛や爪などが保管されていればまだ手がかりとなりますが、なかなかそういうわけにはいきません。
日本人はほぼ全員が子供の時から歯の治療を受けており、歯は最後まで残ることが多いため日航機墜落事故などでも身元確認の有効な手立てとされました。
佐々木先生は、 未だ見つかっていない地域の人々を最後まで探すことを誓い、現在も捜索と調査に協力しています。
2017年10月24日火曜日
第38回質実剛健講座のご案内
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
長い雨と台風が過ぎ去り、久しぶりに天候に恵まれました。
一気に寒さが進んだようですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今年最後となります、11月の「質実剛健講座」は死因究明の法医学問題を取り上げました。講師はジャーナリスト・ノンフィクション作家として新聞週刊誌など各誌に執筆、著書も多数出しておられる柳原三佳先生です。
今回取り上げた法医学問題関連では、「睡眠導入剤混入事件で浮かび上がる日本の『解剖率』の低さ 法医学者も警鐘」という記事でYahoo!ニュース個人、7月の月間MVA賞を受賞されました。問題を10年以上の長期にわたり取材し、問題の所在を浮き彫りにした功績が認められたものです。
「この死因は、本当に正しいのだろうか・・・」多くの事故や事件を取材し、遺族の声を聞く中で何度もこの疑問に突き当たりました。そして、法医学者や捜査関係者と出会い、解剖や毒物検査にかける我が国の予算や設備が先進国最低レベルであることを知りました。死因の科学的な解明は極めて重要で不可欠なことです。今回の講座ではこの大問題に着目していただきたい。
柳原三佳さんは、書道師範、剣道2段。趣味は料理、バイク、ガーデニング、古道具収集と幅広く、趣味が高じて自宅に古民家を移築するという凝りようです。現在は、開成学園の創始者で、万延元年遣米使節(1860年)の一員でもあった佐野鼎の人生を取材し単行本を執筆中とのことです。佐野鼎は柳原さんの母方の分家筋の祖先にあたるということです。上梓される日をご期待ください。
講演終了後には講師と食事歓談を楽しんでいただきます。
会場の都合で席数に制約がありますことをご了承ください。
ご予約はPDFにある連絡先またはみどりのFBまでご連絡ください。
-----
演 題: これでいいのか?日本の死因究明制度
― “死の真実”を追い続ける人々への取材で見えてきたこと ―
講 師: 柳原 三佳(やなぎはら みか) ジャーナリスト・ノンフィクション作家
日 時: 平成29年11月21日(火) 18時:開場、19時:開始
場 所: 中央区新川2-17-13 香取鮨2階 (電話:03-3551-4895)
参加費: 3500円(税込)食事付 ※飲物は別料金になります
-----
▼PDFご自由にご取得ください。
クリックで拡大します。
みなさまのお越しをお待ちしております。
長い雨と台風が過ぎ去り、久しぶりに天候に恵まれました。
一気に寒さが進んだようですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今年最後となります、11月の「質実剛健講座」は死因究明の法医学問題を取り上げました。講師はジャーナリスト・ノンフィクション作家として新聞週刊誌など各誌に執筆、著書も多数出しておられる柳原三佳先生です。
今回取り上げた法医学問題関連では、「睡眠導入剤混入事件で浮かび上がる日本の『解剖率』の低さ 法医学者も警鐘」という記事でYahoo!ニュース個人、7月の月間MVA賞を受賞されました。問題を10年以上の長期にわたり取材し、問題の所在を浮き彫りにした功績が認められたものです。
「この死因は、本当に正しいのだろうか・・・」多くの事故や事件を取材し、遺族の声を聞く中で何度もこの疑問に突き当たりました。そして、法医学者や捜査関係者と出会い、解剖や毒物検査にかける我が国の予算や設備が先進国最低レベルであることを知りました。死因の科学的な解明は極めて重要で不可欠なことです。今回の講座ではこの大問題に着目していただきたい。
柳原三佳さんは、書道師範、剣道2段。趣味は料理、バイク、ガーデニング、古道具収集と幅広く、趣味が高じて自宅に古民家を移築するという凝りようです。現在は、開成学園の創始者で、万延元年遣米使節(1860年)の一員でもあった佐野鼎の人生を取材し単行本を執筆中とのことです。佐野鼎は柳原さんの母方の分家筋の祖先にあたるということです。上梓される日をご期待ください。
講演終了後には講師と食事歓談を楽しんでいただきます。
会場の都合で席数に制約がありますことをご了承ください。
ご予約はPDFにある連絡先またはみどりのFBまでご連絡ください。
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演 題: これでいいのか?日本の死因究明制度
― “死の真実”を追い続ける人々への取材で見えてきたこと ―
講 師: 柳原 三佳(やなぎはら みか) ジャーナリスト・ノンフィクション作家
日 時: 平成29年11月21日(火) 18時:開場、19時:開始
場 所: 中央区新川2-17-13 香取鮨2階 (電話:03-3551-4895)
参加費: 3500円(税込)食事付 ※飲物は別料金になります
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▼PDFご自由にご取得ください。
クリックで拡大します。
みなさまのお越しをお待ちしております。
2017年10月11日水曜日
【動画】1961(昭和36年)開成高校運動会(棒倒しなしよ)
父の親友が8ミリで撮影した、運動会の映像をYoutubeに載せています。
開成の運動会は現在に至るまで毎年大々的に行われることで有名なんだそうです。
父は開成が好きで好きで仕方ないのですが、
驚くことに、父の友達や父の友達でない開成人もみな開成が好きで好きで仕方無いのです
動画、下記よりご視聴ください。
https://youtu.be/j7aRiIXJCy8
昭和の一男子校の運動会の動画としてみても興味ふかいものです。
当時の父兄は正装して訪れたんですね。
そういうのって素敵ですよね。
東京lオリンピックの過去の映像を見ても、みんな正装しています。
サザエさん一家だって、デパートに行く時は正装してますもんね。
開成の運動会は現在に至るまで毎年大々的に行われることで有名なんだそうです。
父は開成が好きで好きで仕方ないのですが、
驚くことに、父の友達や父の友達でない開成人もみな開成が好きで好きで仕方無いのです
動画、下記よりご視聴ください。
https://youtu.be/j7aRiIXJCy8
昭和の一男子校の運動会の動画としてみても興味ふかいものです。
当時の父兄は正装して訪れたんですね。
そういうのって素敵ですよね。
東京lオリンピックの過去の映像を見ても、みんな正装しています。
サザエさん一家だって、デパートに行く時は正装してますもんね。
2017年9月20日水曜日
第37回質実剛健講座 レポート
2017年9月20日。秋晴れの水曜日。
朝晩の風が幾分ひんやりしてきました。
37回目の質実講座、タイトルは『地球環境を広い視点で考える〜「公害」から「地球温暖化」まで〜』
地球環境戦略研究機関(IGES)参与であり、日本国連環境計画(UNEP)協会顧問でいらっしゃる平石尹彦(たかひこ)先生による講座が行われました。
※平石先生が何度か「僕は質実剛健じゃなくて質実」とおっしゃっていましたので反映しております。
平石先生からも、4分割に印刷された18ページの資料(スライド72枚分)が配布され、早めに集まった皆さんが開始前にじっくり読み込む姿が見られました。
卒業してもう学生ではなくなっても真面目に授業に取り込む姿勢には毎度関心してしまいます。
以下、講座レポートです。
------
アジェンダ
1. 日本が経験した公害と対策
2. 気候変動に関する科学(IPCC)
3. 温暖化対策の国際的動き(UNFCCなど)
------
1. 日本が経験した公害と対策
江戸時代から始まり、主体は第二次大戦後の経済復旧に伴う公害のお話。
「環境問題も公害も被害者はいつも弱者や貧しい人」という言葉が印象的でした。
▼大気汚染問題
・1960年代から深刻化(工業都市、大都市)
・今でいう「PM2.5」の問題。当時は「浮遊粒子状物質」と呼んだ
→合わせて「硫黄酸化物(SOx」「窒素酸化物(NOx)」も問題となり、現在中国では引き続き深刻だが日本のマスコミはこれをあまり報道しない
→日本でも認定患者が10万人レベルに達したので中国では100万人以上となるだろう
・日本では政府主体というよりは、地方自治体・住民の活動が先行して対策が進んだ
・1970年代前半の「ガソリン無鉛化」は極めて先進的で、日本は今でも大気中に鉛がない珍しい国であり続けている
▼水俣病解決の遅れ
発生から公式報告までに15年ほどあったとされ、もっと早く解決できたのではないかとされる
・当初は"奇病"とされ差別の問題もあった
・原因として「水銀」があげられてからも科学・非科学問わず他の仮説が多数あげられて学説争いの場となってしまった
・「有機水銀による健康被害」と厚生省の見解が出たのは1968年
→有機水銀による健康影響は、労働災害以外はないとされていた
有機水銀が化学合成プロセスで生成・排出されていると判っていなかった
環境中の超低濃度の有機水銀を計測する手段がなかった
→企業防衛の本能
対応策選択の誤り
→長期間患者が放置された
→同種の事件が再発した
▼日本の公害対策の特徴
・独自の「環境基準」がある
・大気・水質・土壌・騒音に関わる環境基準がある
・ダイオキシンについては、環境媒体を横断した環境基準がある
・これらの目標等を達成するため多くの政策が策定・実施された
・日本の多くの公害対策は、地方自治体や地域住民による問題提起が先行。
また、国際的にみても先進的な民間企業等による汚染対策技術の開発・実施があったことは重要な要素であった
☆非常にユニーク!!
1973年「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(化審法)が制定
→事前評価することを規定したところがユニーク!
「自分が無罪と思うならばそれを立証してくださいよ」という未然に聞く法律
「分解」「蓄積」「毒性」の3条件すべてがクロだとダメ
さて、ここまでで12スライド。
全体の6分の1です。
残りはペースをあげてまいります!!
2. 気候変動に関する科学(IPCC)
皆さん、「IPCC」はご存知でしょうか?
国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の略。
IPCCは、実際に調査研究するのではなく世界中の論文をレビューする活動をしています。
例えば「温暖化」について多数発表されている論文を精査して紹介する、など。
そのレポートに対して提案したり提議したりすることはないが、1件1件読み、(「温暖化は実はありません」というような)偏った主張のものは除いていくなど膨大な作業量がありもちろん読解力も求められる。
こうしてIPCCには世界中の科学者の意見が集まり分け隔てなく提供されています。
1995年の報告書は、京都会議のベースになったし、2001年の報告書はブッシュjr.が側近に「あの報告書は信用に足りるのか」と問うて「執筆者の多くがアメリカ人なので信頼できます」と答えたとか。
◆2007年ノーベル平和賞受賞◆
このような活動から、IPCCはアルベルト・ゴア元米国副大統領とともに、ノーベル平和賞を授与されました。
※人為的な気候変動に関する知識を確立し、普及し、かかる気候変動に対処するため の対策の基盤を設定した努力に対して
▼現在観測されている気候変動
・気候システムの温暖化…人間の影響であることは明白
・1950年代以降、数十年から数千年の範囲で先例がないレベルで温度上昇
・大気・海洋の温暖化、雪氷の減少、海面上昇、温暖化ガスの増加も観測
↓
その最大原因は、
・大気中に排出される二酸化炭素(1750年以降に急激上昇)
→海洋酸性化の原因にも
↓
将来予想
・対策しないままだと平均温度は39度。対策すれば32度。人間の努力次第。
・グリーンランドの氷が溶ける速度が意外と早いかも。なんとか避けなければいけない。
↓
抑制
・温度上昇を2℃以下に抑える手段
=2050年までに40-70%の温暖化ガス排出削減
=世紀末までのnearゼロエミッションの達成
まとまりのない報告となってしまいましたが、
平石先生は、青山の国連大学や外務省などで定期的に講師をなさっているのでご興味を持たれた方はチェックしてみてください。
Web上でインタビューも見つけましたのでリンクしておきます!
▼日本UNEP協会インタビュー記事
https://j-unep.jp/interview3.html
▼E-alert Interviews 第8回 (February 2008)
環境と開発の両立を目指して
https://www.iges.or.jp/jp/archive/interviews/008.html
朝晩の風が幾分ひんやりしてきました。
37回目の質実講座、タイトルは『地球環境を広い視点で考える〜「公害」から「地球温暖化」まで〜』
地球環境戦略研究機関(IGES)参与であり、日本国連環境計画(UNEP)協会顧問でいらっしゃる平石尹彦(たかひこ)先生による講座が行われました。
※平石先生が何度か「僕は質実剛健じゃなくて質実」とおっしゃっていましたので反映しております。
環境問題は、自分たちと供、孫の世代に続く解決していかなければならないテーマということで、今回はいつも以上に参加の皆様の熱意が高まる講座となりました。
卒業してもう学生ではなくなっても真面目に授業に取り込む姿勢には毎度関心してしまいます。
以下、講座レポートです。
------
アジェンダ
1. 日本が経験した公害と対策
2. 気候変動に関する科学(IPCC)
3. 温暖化対策の国際的動き(UNFCCなど)
------
1. 日本が経験した公害と対策
江戸時代から始まり、主体は第二次大戦後の経済復旧に伴う公害のお話。
「環境問題も公害も被害者はいつも弱者や貧しい人」という言葉が印象的でした。
▼大気汚染問題
・1960年代から深刻化(工業都市、大都市)
・今でいう「PM2.5」の問題。当時は「浮遊粒子状物質」と呼んだ
→合わせて「硫黄酸化物(SOx」「窒素酸化物(NOx)」も問題となり、現在中国では引き続き深刻だが日本のマスコミはこれをあまり報道しない
→日本でも認定患者が10万人レベルに達したので中国では100万人以上となるだろう
・日本では政府主体というよりは、地方自治体・住民の活動が先行して対策が進んだ
・1970年代前半の「ガソリン無鉛化」は極めて先進的で、日本は今でも大気中に鉛がない珍しい国であり続けている
▼水俣病解決の遅れ
発生から公式報告までに15年ほどあったとされ、もっと早く解決できたのではないかとされる
・当初は"奇病"とされ差別の問題もあった
・原因として「水銀」があげられてからも科学・非科学問わず他の仮説が多数あげられて学説争いの場となってしまった
・「有機水銀による健康被害」と厚生省の見解が出たのは1968年
→有機水銀による健康影響は、労働災害以外はないとされていた
有機水銀が化学合成プロセスで生成・排出されていると判っていなかった
環境中の超低濃度の有機水銀を計測する手段がなかった
→企業防衛の本能
対応策選択の誤り
→長期間患者が放置された
→同種の事件が再発した
▼日本の公害対策の特徴
・独自の「環境基準」がある
・大気・水質・土壌・騒音に関わる環境基準がある
・ダイオキシンについては、環境媒体を横断した環境基準がある
・これらの目標等を達成するため多くの政策が策定・実施された
・日本の多くの公害対策は、地方自治体や地域住民による問題提起が先行。
また、国際的にみても先進的な民間企業等による汚染対策技術の開発・実施があったことは重要な要素であった
☆非常にユニーク!!
1973年「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律」(化審法)が制定
→事前評価することを規定したところがユニーク!
「自分が無罪と思うならばそれを立証してくださいよ」という未然に聞く法律
「分解」「蓄積」「毒性」の3条件すべてがクロだとダメ
さて、ここまでで12スライド。
全体の6分の1です。
残りはペースをあげてまいります!!
2. 気候変動に関する科学(IPCC)
皆さん、「IPCC」はご存知でしょうか?
国連気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の略。
IPCCは、実際に調査研究するのではなく世界中の論文をレビューする活動をしています。
例えば「温暖化」について多数発表されている論文を精査して紹介する、など。
そのレポートに対して提案したり提議したりすることはないが、1件1件読み、(「温暖化は実はありません」というような)偏った主張のものは除いていくなど膨大な作業量がありもちろん読解力も求められる。
こうしてIPCCには世界中の科学者の意見が集まり分け隔てなく提供されています。
1995年の報告書は、京都会議のベースになったし、2001年の報告書はブッシュjr.が側近に「あの報告書は信用に足りるのか」と問うて「執筆者の多くがアメリカ人なので信頼できます」と答えたとか。
◆2007年ノーベル平和賞受賞◆
このような活動から、IPCCはアルベルト・ゴア元米国副大統領とともに、ノーベル平和賞を授与されました。
※人為的な気候変動に関する知識を確立し、普及し、かかる気候変動に対処するため の対策の基盤を設定した努力に対して
▼現在観測されている気候変動
・気候システムの温暖化…人間の影響であることは明白
・1950年代以降、数十年から数千年の範囲で先例がないレベルで温度上昇
・大気・海洋の温暖化、雪氷の減少、海面上昇、温暖化ガスの増加も観測
↓
その最大原因は、
・大気中に排出される二酸化炭素(1750年以降に急激上昇)
→海洋酸性化の原因にも
↓
将来予想
・対策しないままだと平均温度は39度。対策すれば32度。人間の努力次第。
・グリーンランドの氷が溶ける速度が意外と早いかも。なんとか避けなければいけない。
↓
抑制
・温度上昇を2℃以下に抑える手段
=2050年までに40-70%の温暖化ガス排出削減
=世紀末までのnearゼロエミッションの達成
↓
技術・経済・社会・組織での課題を含む
↓
期待される技術
・CCS(炭酸ガス捕捉・貯蔵)
・BCCS(バイオマスエネルギー含む)
・大規模植林
⇒実現には困難が予見される
高いレベルの削減でも、経済成長への影響は大きい
☆☆☆今のまま二酸化炭素を出し続けると、30年後、2℃の上昇はすぐ。
相当真面目にやらないと本当に現実になってしまうほど自体は深刻です。
3. 温暖化対策の国際的動き(UNFCCなど)
京都議定書もパリ協定も、現実あまり対策が進んでおらず、
今後、子供や孫の世代に影響が出てくることは明らかになってしまっています。
IPCCの次回レポート報告は2022年。
これを読んでからパリ協定の主要規定が改めて出されるのではないかと期待されていますが、今はまだわからない状況です。
技術・経済・社会・組織での課題を含む
↓
期待される技術
・CCS(炭酸ガス捕捉・貯蔵)
・BCCS(バイオマスエネルギー含む)
・大規模植林
⇒実現には困難が予見される
高いレベルの削減でも、経済成長への影響は大きい
☆☆☆今のまま二酸化炭素を出し続けると、30年後、2℃の上昇はすぐ。
相当真面目にやらないと本当に現実になってしまうほど自体は深刻です。
3. 温暖化対策の国際的動き(UNFCCなど)
京都議定書もパリ協定も、現実あまり対策が進んでおらず、
今後、子供や孫の世代に影響が出てくることは明らかになってしまっています。
IPCCの次回レポート報告は2022年。
これを読んでからパリ協定の主要規定が改めて出されるのではないかと期待されていますが、今はまだわからない状況です。
ーーー
感想
京都議定書の頃、日本で環境問題対策についても機運が高まったのを私も
よく覚えています。「クールビズ」という言葉が普及したのも確かこの頃ですし、他にも「チームマイナス○%」とかペットボトルのリサイクルを呼びかけるCMが流れたり、省エネ家電買い替え促進が政府主導で進められたり。
しかしここのところ、経済対策や消費優先になってしまったのか、日本のメディア、特にテレビで環境問題自体語られることがほぼないように感じます。
平石先生曰く、「京都議定書の頃の日本はよかったが、今は国際的に「環境先進国としていい顔ができなくなっている」とのことで、少し前までは、環境問題にすごく力を入れている政治家もいたが今は二足のわらじが多いとか。そしてとても片手間で片付けられる問題でもない、とも。
講座終了後、受講の方から「私たちがいますぐできるような具体的な対策は?電気をこまめに消すこと?自動車に乗らないこと?」と質問が上がった時平石先生は「何らかの行動を起こすことはもちろん素晴らしいが、一番はなるべく多くの人にこの問題への意識を広げること」
ということでした。
よく覚えています。「クールビズ」という言葉が普及したのも確かこの頃ですし、他にも「チームマイナス○%」とかペットボトルのリサイクルを呼びかけるCMが流れたり、省エネ家電買い替え促進が政府主導で進められたり。
しかしここのところ、経済対策や消費優先になってしまったのか、日本のメディア、特にテレビで環境問題自体語られることがほぼないように感じます。
平石先生曰く、「京都議定書の頃の日本はよかったが、今は国際的に「環境先進国としていい顔ができなくなっている」とのことで、少し前までは、環境問題にすごく力を入れている政治家もいたが今は二足のわらじが多いとか。そしてとても片手間で片付けられる問題でもない、とも。
講座終了後、受講の方から「私たちがいますぐできるような具体的な対策は?電気をこまめに消すこと?自動車に乗らないこと?」と質問が上がった時平石先生は「何らかの行動を起こすことはもちろん素晴らしいが、一番はなるべく多くの人にこの問題への意識を広げること」
ということでした。
平石先生は、青山の国連大学や外務省などで定期的に講師をなさっているのでご興味を持たれた方はチェックしてみてください。
Web上でインタビューも見つけましたのでリンクしておきます!
▼日本UNEP協会インタビュー記事
https://j-unep.jp/interview3.html
▼E-alert Interviews 第8回 (February 2008)
環境と開発の両立を目指して
https://www.iges.or.jp/jp/archive/interviews/008.html
本日もありがとうございました。
2016年4月22日金曜日
第30回 質実剛健講座レポート
2016年4月21日。暴風(昼)と雨(夜)の木曜日。
北里大学北里研究所病院 整形外科・スポーツ整形外科・人工関節センター副部長でいらっしゃる、金子博徳(ひろのり)先生による講座が行われました。
タイトルは「ロコモティブ症候群 ー「健康寿命」をのばすためにー」です。
砂かぶりは、黒組の同窓生がかため、満席でスタート。
講座終了後も、みなさんにとって身近な話題であるだけに具体的な問題で質疑応答飛び交い、先生の軽妙なトークで笑いが飛ぶなか、いずれ全員が必ず関わる内容のため真剣にききいっていました。
以下、講座レポートです。
------
アジェンダ
1. ロコモティブシンドロームとは
2. 骨粗鬆症
3. 変形性関節症
4. 脊椎
5. ロコモ体操
------
1. ロコモティブシンドロームとは
運動器不安定症
「歩く」「立つ」に不安定さがあり、それが原因でふらついて転んだり、傷みがあって思わずよろけてしまう、骨が弱っているためささいなことでも骨折してしまう、などを生活習慣病と捉え、それに対する予防運動をしたり、治療を行うことによって、重篤な運動障害を防ぐことを目的に命名された概念。
定着してきた「メタボ」とならんで認識されるよう、日本整形外科学会が提唱。
「健康寿命」
健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のこと。日本の平均寿命は世界に誇るトップクラスですが、男性80才、女性86才ですが、平均寿命と健康寿命の間には、男性で約9年、女性で約13年の差があります。
北里大学北里研究所病院 整形外科・スポーツ整形外科・人工関節センター副部長でいらっしゃる、金子博徳(ひろのり)先生による講座が行われました。
タイトルは「ロコモティブ症候群 ー「健康寿命」をのばすためにー」です。
砂かぶりは、黒組の同窓生がかため、満席でスタート。
講座終了後も、みなさんにとって身近な話題であるだけに具体的な問題で質疑応答飛び交い、先生の軽妙なトークで笑いが飛ぶなか、いずれ全員が必ず関わる内容のため真剣にききいっていました。
以下、講座レポートです。
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アジェンダ
1. ロコモティブシンドロームとは
2. 骨粗鬆症
3. 変形性関節症
4. 脊椎
5. ロコモ体操
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1. ロコモティブシンドロームとは
運動器不安定症
「歩く」「立つ」に不安定さがあり、それが原因でふらついて転んだり、傷みがあって思わずよろけてしまう、骨が弱っているためささいなことでも骨折してしまう、などを生活習慣病と捉え、それに対する予防運動をしたり、治療を行うことによって、重篤な運動障害を防ぐことを目的に命名された概念。
定着してきた「メタボ」とならんで認識されるよう、日本整形外科学会が提唱。
「健康寿命」
「ロコモ」も「メタボ」と同じ。ならないことが重要。なっても早め早めに対策することが肝要。
メタボのほうは啓蒙が進み、みんな気をつけるようになったけれど、ロコモはまだまだ。
ロコモチェックの動画を使うなどして広めています。
興味のあるかたはご自身の「ロコモ度」をチェックできます。
それでも金子先生は、テレビや雑誌の取材を受ける機会が徐々に増えているようです。
スライドには、テレビ放映風景もいくつかありました。
2. 骨粗鬆症
3. 変形性関節症
4. 脊椎
3. 変形性関節症
4. 脊椎
骨、関節、脊椎の病気発症の原因と予防、治療法の説明があり、
最近では投薬治療がだいぶ進んでいることもわかりました。
金子先生は手術の名人で、新薬と同じように手術もだいぶ進化していて、80歳をすぎても手術を受けて無事歩けるようになるかたも多数いらっしゃるとのことでした。
先生は、「足や腰が痛いから、とやりたいことを諦めたり、家にこもりがちになるくらいなら、思い切ってひとつステージをあがりましょう」と患者さんにすすめているそうです。
5. ロコモ体操
体操は、
いつ?→今すぐできるときに
どんな?→自分が続けることができる好きな運動を
どれくらい?→少しづつできる範囲で
やることにしましょう。
北里病院では、「ロコモ外来」といって、先生とトレーナーがコンビを組み、医療とフィットネスが融合した治療を受けることができます。
興味がある方は、金子先生がテレビにひっぱりだこで予約が取れなくなる前(きっと!)にご予約してみてはいかがでしょうか。
ーーー
感想
骨の強度は、「骨密度」だけでなく「骨質」(ボーンクオリティ)も関わっていることが最近では認められていること。
骨密度は、血液検査でわかる、とか、骨の形成のサイクルなど、さささ、っとスライドが流れていったけれど大変わかりやすくて今回もお勉強になりました。
また私が幼い頃「骨粗鬆症」という言葉が健康感心層をにぎわし、恐ろしい病気と思っていましたが、今はお薬でだいぶ直ることも知ることができて、この先のちょうちょう長寿社会にすこし安心がもてました。
その他、ここには書けないウラ話(?)もお土産に、講座はきっちり50分で終了しました。
今日はバタバタと帰ってしまったのでみなさんの感想は聞けなかったのですが、
講座終了後も先生のまわりにひとが集まっていらっしゃいましたので、興味の度合いも高かったように思います。
本日もありがとうございました。
2016年3月21日月曜日
第30回 質実剛健講座のお知らせです。
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
2016年4月の講座のお知らせです。
第21回より更新しておりませんでしたが、この調子で更新しまして、ちゃっかりさかのぼり記事アップしていきますよ本年は。お楽しみに♪(ただいま読者0。^v^;)
今回は、北里大学北里研究所病院 整形外科・スポーツ整形外科・人工関節センター副部長でいらっしゃる、金子博徳(ひろのり)先生にお越しくださいます。
講座タイトルは、「ロコモティブ症候群-「健康寿命」をのばすために」です。
講座の主題は「ロコモ」なのですが、みなさんこの言葉ご存知でしたか?
わたくしは初耳でした。
「ロコモ」とは、日本整形外科学会が提唱した概念で、超高齢化社会で未病を防ぎ、健康寿命をのばすために啓蒙されています。
「メタボ」が主に腹回りから警鐘をならす生活習慣病だとして、
「ロコモ」は、整形外科の視点(筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板)からくる言葉なので、
「腰痛いのなおらんな〜」とか「膝が悲鳴をあげてる!」といった状態が続いてる場合はご注意です。
こんなマークが作られていたり、
こんな簡単チェックもあるみたいです。
気になる方は、チェックしてみてはいかが。
あなたの「ロコモ度」をチェックする動画。
というわけで、
講座の概要はこちらです。
---
日本人の『平均寿命』は、世界でもトップクラスを誇ります。この平均寿命に対して、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を『健康寿命』と言います。
健康寿命を短くしている原因に、脳卒中・心疾患および、生活習慣病がありますが、ロコモティブ症候群(ロコモ:骨、関節、筋肉など運動器の障害のため、日常生活に支障が出ている状態)も重要な原因です。
寝たきりにならず、人の助けを借りずに健康で長生きをするためにはどうすればよいのでしょうか。
今回の講座では、ロコモ予防と、ロコモになったときの対処法を教えていただきます。
----
講座開催は4月21日木曜日です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
2016年4月の講座のお知らせです。
第21回より更新しておりませんでしたが、この調子で更新しまして、ちゃっかりさかのぼり記事アップしていきますよ本年は。お楽しみに♪(ただいま読者0。^v^;)
今回は、北里大学北里研究所病院 整形外科・スポーツ整形外科・人工関節センター副部長でいらっしゃる、金子博徳(ひろのり)先生にお越しくださいます。
講座タイトルは、「ロコモティブ症候群-「健康寿命」をのばすために」です。
わたくしは初耳でした。
「ロコモ」とは、日本整形外科学会が提唱した概念で、超高齢化社会で未病を防ぎ、健康寿命をのばすために啓蒙されています。
「メタボ」が主に腹回りから警鐘をならす生活習慣病だとして、
「ロコモ」は、整形外科の視点(筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板)からくる言葉なので、
「腰痛いのなおらんな〜」とか「膝が悲鳴をあげてる!」といった状態が続いてる場合はご注意です。
こんなマークが作られていたり、
こんな簡単チェックもあるみたいです。
気になる方は、チェックしてみてはいかが。
あなたの「ロコモ度」をチェックする動画。
というわけで、
講座の概要はこちらです。
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日本人の『平均寿命』は、世界でもトップクラスを誇ります。この平均寿命に対して、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間を『健康寿命』と言います。
健康寿命を短くしている原因に、脳卒中・心疾患および、生活習慣病がありますが、ロコモティブ症候群(ロコモ:骨、関節、筋肉など運動器の障害のため、日常生活に支障が出ている状態)も重要な原因です。
寝たきりにならず、人の助けを借りずに健康で長生きをするためにはどうすればよいのでしょうか。
今回の講座では、ロコモ予防と、ロコモになったときの対処法を教えていただきます。
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講座開催は4月21日木曜日です。
みなさまのお越しをお待ちしております。
▼PDFご自由にご取得ください。
クリックで拡大します。
2016年3月6日日曜日
ごぶさたです!ありがとうみどりです!
みなさまごぶさたしておりますー。
まだそこにいらっしゃいますかーー?
梅が先ほころび、桜が芽吹く準備をし、各所から春の笑い声がそろりそろり聞こえだす頃となりました。
みなさまの近況はいかがでしょうか?
私も父も元気です。
父は、とくに元気に飲み歩いております。
娘はブログをほったらかしておりましたが、
父は「質実剛健講座」をコンスタントに続けておりますので、
今年こそ!ここを整理更新するつもりです。
と決めた心が萎えないように、約束をちゃんと守るために、
ここに一度参上いたしました。
のんびりと、またのぞきにきてください。
でわでわ。
ありがとみどりの娘でした〜◎
まだそこにいらっしゃいますかーー?
梅が先ほころび、桜が芽吹く準備をし、各所から春の笑い声がそろりそろり聞こえだす頃となりました。
みなさまの近況はいかがでしょうか?
私も父も元気です。
父は、とくに元気に飲み歩いております。
娘はブログをほったらかしておりましたが、
父は「質実剛健講座」をコンスタントに続けておりますので、
今年こそ!ここを整理更新するつもりです。
と決めた心が萎えないように、約束をちゃんと守るために、
ここに一度参上いたしました。
のんびりと、またのぞきにきてください。
でわでわ。
ありがとみどりの娘でした〜◎
2014年5月29日木曜日
第21回 質実剛健講座
第21回 質実剛健講座のお知らせです。
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
6月の講座のお知らせです。
今回は、日本医科歯科大学の泰羅教授をお招きして、脳の偏屈さについてお話いただきます。
私たちが、毎日起きてから寝るまで、さまざまに行動できるのは、脳がとっても正確に情報処理を行っているからです。
でも一方で、脳にはいい加減なところがあり、それぞれのクセや思い込みや既成概念といったものを次々生み出し、偏った情報処理もしてしまいます。
それはいったいなぜなのか?
それが起きるということは、生命維持のために必要ということなの?
写真などの平面像を立体的に感じさせる脳の動きや、脳のナビゲーション機能を世界で始めて解明し、世界的に大きな注目を集めた泰羅教授のお話です。
お申し込みお待ちしています。
▼クリックで拡大します。

講座予約・問い合せ:事務局 平井 宛
k37gyhirai(★)bell.ocn.ne.jp
メールは(★)を@に変えて送信ください。
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
6月の講座のお知らせです。
今回は、日本医科歯科大学の泰羅教授をお招きして、脳の偏屈さについてお話いただきます。
私たちが、毎日起きてから寝るまで、さまざまに行動できるのは、脳がとっても正確に情報処理を行っているからです。
でも一方で、脳にはいい加減なところがあり、それぞれのクセや思い込みや既成概念といったものを次々生み出し、偏った情報処理もしてしまいます。
それはいったいなぜなのか?
それが起きるということは、生命維持のために必要ということなの?
写真などの平面像を立体的に感じさせる脳の動きや、脳のナビゲーション機能を世界で始めて解明し、世界的に大きな注目を集めた泰羅教授のお話です。
お申し込みお待ちしています。
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メールは(★)を@に変えて送信ください。
2014年4月4日金曜日
第20回質実剛健講座
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
4月になりました。今年の東京の桜はあっという間に満開になりました。
昨日は大雨でどうしたのかと思いましたが、週末はお花見日和に恵まれそうですね。
皆さんの桜見はどちらでしょうか。
さて、4月24日開催の質実剛健講座のお知らせです。
今回の講座を担当していただくのは、神田明神から神職の方、岸川権禰宜(ごんねぎ)。
日本の神様や、神社で行われる神事について知る講座です。
神田明神といえば、江戸三大祭のひとつである「神田祭」の行われる神社でもあります。
神社の広報担当をしている岸川講師から、信仰の歴史と土地との関わりについてなど、詳しく聞いてみたいですね。
お申し込みお待ちしています。
講座予約・問い合せ:事務局 平井 宛
k37gyhirai(★)bell.ocn.ne.jp
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▼クリックで拡大します。
4月になりました。今年の東京の桜はあっという間に満開になりました。
昨日は大雨でどうしたのかと思いましたが、週末はお花見日和に恵まれそうですね。
皆さんの桜見はどちらでしょうか。
さて、4月24日開催の質実剛健講座のお知らせです。
今回の講座を担当していただくのは、神田明神から神職の方、岸川権禰宜(ごんねぎ)。
日本の神様や、神社で行われる神事について知る講座です。
神田明神といえば、江戸三大祭のひとつである「神田祭」の行われる神社でもあります。
神社の広報担当をしている岸川講師から、信仰の歴史と土地との関わりについてなど、詳しく聞いてみたいですね。
お申し込みお待ちしています。
講座予約・問い合せ:事務局 平井 宛
k37gyhirai(★)bell.ocn.ne.jp
メールは(★)を@に変えて送信ください。
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2014年1月27日月曜日
第19回質実剛健講座
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
2014年も質実剛健講座は続きます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2月の質実剛健講座では、元東京大学のオーケストラコンサートマスターの中村一(なかむらはじめ)先生をお招きして、バイオリンにまつわる先生の体験談をもとに、さまざまな時代の名曲の演奏も交え、バイオリンの世界を体験します。
誰もが知っている楽器バイオリンについて、先生からいままで知ることのなかった視点から教えていただくことで、その魅力や、意外な謎について深く知ることとなりそうです。
お申し込みお待ちしています。
講座予約・問い合せ:事務局 平井 宛
k37gyhirai(★)bell.ocn.ne.jp
メールは(★)を@に変えて送信ください。
2014年も質実剛健講座は続きます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
2月の質実剛健講座では、元東京大学のオーケストラコンサートマスターの中村一(なかむらはじめ)先生をお招きして、バイオリンにまつわる先生の体験談をもとに、さまざまな時代の名曲の演奏も交え、バイオリンの世界を体験します。
誰もが知っている楽器バイオリンについて、先生からいままで知ることのなかった視点から教えていただくことで、その魅力や、意外な謎について深く知ることとなりそうです。
お申し込みお待ちしています。
講座予約・問い合せ:事務局 平井 宛
k37gyhirai(★)bell.ocn.ne.jp
メールは(★)を@に変えて送信ください。
2013年10月25日金曜日
第18回 質実剛健講座
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
今年最後の講座のお知らせです。
おかげさまで隔月開催になった本年も無事終えることができそうです。
11月の質実剛健講座のテーマは「地震」です。
開成中学・高校を卒業し、現在は開成で地学を教えている有山先生が「我々が住む関東地方、日本、地球」がどんなところなのか、という視点でお話してくださいます。
今年最後の講座のお知らせです。
おかげさまで隔月開催になった本年も無事終えることができそうです。
11月の質実剛健講座のテーマは「地震」です。
開成中学・高校を卒業し、現在は開成で地学を教えている有山先生が「我々が住む関東地方、日本、地球」がどんなところなのか、という視点でお話してくださいます。
有山先生が地質学を学ばれたのは、地震の予知に興味を持ったからだそう。
活断層などについても深い知識をお持ちです。
関東に住む私たちにとって、東北の地震のメカニズムとその後の余震、今後起こりうる巨大地震は大きな関心事です。
今年最後の防災の心づもりのためにも受講にいらしてください。
お待ちしております。
活断層などについても深い知識をお持ちです。
関東に住む私たちにとって、東北の地震のメカニズムとその後の余震、今後起こりうる巨大地震は大きな関心事です。
今年最後の防災の心づもりのためにも受講にいらしてください。
お待ちしております。
2013年8月20日火曜日
第17 回 質実剛健講座
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
夏の間は講座をお休みしていましたが、隔月でコンスタントに続けております。
9月の質実剛健講座は栄養学です。 タイトルを「何をどれだけ食べたら健康になるの?」と題し、健康を維持するための食生活について考えていきます。
↑↑↑ ダウンロード&告知ご自由に ↑↑↑
▼講座お申し込み・お問い合わせはコチラ▼
質実剛健口座 事務局 平井宛
夏の間は講座をお休みしていましたが、隔月でコンスタントに続けております。
9月の質実剛健講座は栄養学です。 タイトルを「何をどれだけ食べたら健康になるの?」と題し、健康を維持するための食生活について考えていきます。
今年は猛暑が続きましたから、皆様もご自身の体力や健康管理をみつめる時が多かったのではないでしょうか。
私は、お祭りに参加した後「疲れが3日取れない」という状態に初めて陥り、心底怯えました。慌ててニラやにんにく、うなぎ等を食べて回復しましたが、果たしてその付け焼き刃の栄養補給は正しかったのでしょうか??
現在は、テレビの人気番組などで良いと言われた商品が、翌日のスーパーで売り切れてしまうという現象も起こるくらい、人々は健康に興味を持つ時代です。そして、それと同時に、よく検証されていない情報に振り回されている面があることも否めません。
本講座にて、もういちど原点に立ち返り、食生活と栄養について考えてみませんか。
私は、お祭りに参加した後「疲れが3日取れない」という状態に初めて陥り、心底怯えました。慌ててニラやにんにく、うなぎ等を食べて回復しましたが、果たしてその付け焼き刃の栄養補給は正しかったのでしょうか??
現在は、テレビの人気番組などで良いと言われた商品が、翌日のスーパーで売り切れてしまうという現象も起こるくらい、人々は健康に興味を持つ時代です。そして、それと同時に、よく検証されていない情報に振り回されている面があることも否めません。
本講座にて、もういちど原点に立ち返り、食生活と栄養について考えてみませんか。
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2013年7月1日月曜日
第16回 質実剛健講座レポート
2013年6月21日。台風の金曜日。
地質学者の吉田鎮雄先生による講座が行われました。
タイトルは「原発ゴミの地層処分と日本の地質」です。
吉田先生は、東大、名大、静大とで教鞭をとりながら地質学の研究をされてきた方です。
311後も、東電設計と電力中央研究所で原発の処分問題について意見を求められました。
前回の柳沢先生もずっと教師をされていたいわば「講座のプロ」でしたが、
今回の吉田先生も永らく大学の講座をされていたということで、講座内容はたいへん分かりやすく、ジョークもあり、ふいに飛ぶ質問にもしっかり答えられるなど、なめらかに時が流れて行きました。
原発の地層処理という、よくわからないこそ不安がかきたてられてしまい、でもはっきりと答えをだれも教えてくれない、教えてくれないから余計に不安が増す問題について、東電の技術分野の専門家のトップとしてご活躍されていた方に直接うかがうことができる貴重な機会となりました。
さて、今回の講座メモです。
-----
目次
・地層処分とは
・日本列島の地質
・日本の岩石と地層処分への適応性
・火山活動
・地殻変動
・日本列島周辺の3千万年前以降の地体構造
・結論
・地層処分とは
・原発ゴミとは=放射能レベルの高い廃液をガラスと混合し、
分厚いステンレス製のキャニスターに入れて固めたもの
・地層処分とは=地下300m以深に埋めること
現時点で、原発ゴミの量は、年間約1300本ずつ発生している
IAEAの規定で国内処分が決められている。
・「地層処分」とは、「geological disposal」を和訳したものであるが、
本来ならば「地質学的処分」と訳されるべきであり、
それは「地質学的安定性を利用した処分」という意味を含む。
↓
地質学的安定性をもつ地層とは、10万年〜数億年にわたり変化しない地層。
これは鉱山・トンネル・ボーリングで確認済み
↓
日本でも原発ゴミを安全に地層処分できる。
・日本列島の地質
日本がいまの配置になったのは、1400万年前くらい。
基盤岩は、堆積岩、火成岩、変成岩から成る。
・日本の岩石と地層処分への適応性
基盤岩のなかで、透水性が低いものが地層処分に適した性質を持つ。
・火山活動
地層処分は、火山中心から20km程度離す必要がある
・地殻変動
プレートシステムが変化しなければ、
少なくとも将来10万年程度の期間の地表近くの断層活動は、
日本列島の地表近くの活断層に沿って起こると推測されている。
↓
地震が深いところで起こっても、
地層処分場が置かれる深さには達しない。
日本列島の隆起の速度は一般的に50m/10万年よりも小さい。
↓
将来10万年程度の期間に地層処分場に致命的な損傷をもたらすような量に達することはない。(断層、褶曲、隆起などのゆがみ、変位が)
・日本列島周辺の3千万年前以降の地体構造
日本がいまの地体構造になったのは、1400万年前くらい。
↓
将来10万年〜数10万年程度はほとんど変化しないと予測できる。
・結論
地質学的に言えば、日本列島は「活発は変動帯」であり、多くの火山・活断層・地震がある。
しかし「活動的」か「非活動的」かは考慮するタイムスパンによって異なる。
将来1億年のタイムスパン---日本列島は大山脈に成長しているか、学に大洋深く沈んでいる可能性がある。
将来10万年のタイムスパン--日本列島の輪郭・地形・地質構造はほとんど変化していないだろう
↓↓↓
地質学・地球科学の理論とデータは、原発ゴミを安全に地層処分できる場所が日本各所に存在していることを明示。
------
だいぶはしょりましたので意味が通らないところなどありましたら、
ご連絡くださると幸いです。
原発はできるだけ早く廃止すべき、でも突然止めるにはいろいろな問題があり難しい、
と語られた吉田先生。
新エネルギーや代替エネルギーが安定して供給されるようになるため、今私たちはなるべく石炭石油を次の世代のために温存することをしなければならないと結びました。
いや、正確には結んだ後に、日本各地の美しい地層のスライドがありました。
それはそれでまたべつの講座を開かれてもいいのでは、と興味をひかれました。
ありがとうございました。
地質学者の吉田鎮雄先生による講座が行われました。
タイトルは「原発ゴミの地層処分と日本の地質」です。
吉田先生は、東大、名大、静大とで教鞭をとりながら地質学の研究をされてきた方です。
311後も、東電設計と電力中央研究所で原発の処分問題について意見を求められました。
前回の柳沢先生もずっと教師をされていたいわば「講座のプロ」でしたが、
今回の吉田先生も永らく大学の講座をされていたということで、講座内容はたいへん分かりやすく、ジョークもあり、ふいに飛ぶ質問にもしっかり答えられるなど、なめらかに時が流れて行きました。
原発の地層処理という、よくわからないこそ不安がかきたてられてしまい、でもはっきりと答えをだれも教えてくれない、教えてくれないから余計に不安が増す問題について、東電の技術分野の専門家のトップとしてご活躍されていた方に直接うかがうことができる貴重な機会となりました。
さて、今回の講座メモです。
-----
目次
・地層処分とは
・日本列島の地質
・日本の岩石と地層処分への適応性
・火山活動
・地殻変動
・日本列島周辺の3千万年前以降の地体構造
・結論
・地層処分とは
・原発ゴミとは=放射能レベルの高い廃液をガラスと混合し、
分厚いステンレス製のキャニスターに入れて固めたもの
・地層処分とは=地下300m以深に埋めること
現時点で、原発ゴミの量は、年間約1300本ずつ発生している
IAEAの規定で国内処分が決められている。
・「地層処分」とは、「geological disposal」を和訳したものであるが、
本来ならば「地質学的処分」と訳されるべきであり、
それは「地質学的安定性を利用した処分」という意味を含む。
↓
地質学的安定性をもつ地層とは、10万年〜数億年にわたり変化しない地層。
これは鉱山・トンネル・ボーリングで確認済み
↓
日本でも原発ゴミを安全に地層処分できる。
・日本列島の地質
日本がいまの配置になったのは、1400万年前くらい。
基盤岩は、堆積岩、火成岩、変成岩から成る。
・日本の岩石と地層処分への適応性
基盤岩のなかで、透水性が低いものが地層処分に適した性質を持つ。
・火山活動
地層処分は、火山中心から20km程度離す必要がある
・地殻変動
プレートシステムが変化しなければ、
少なくとも将来10万年程度の期間の地表近くの断層活動は、
日本列島の地表近くの活断層に沿って起こると推測されている。
↓
地震が深いところで起こっても、
地層処分場が置かれる深さには達しない。
日本列島の隆起の速度は一般的に50m/10万年よりも小さい。
↓
将来10万年程度の期間に地層処分場に致命的な損傷をもたらすような量に達することはない。(断層、褶曲、隆起などのゆがみ、変位が)
・日本列島周辺の3千万年前以降の地体構造
日本がいまの地体構造になったのは、1400万年前くらい。
↓
将来10万年〜数10万年程度はほとんど変化しないと予測できる。
・結論
地質学的に言えば、日本列島は「活発は変動帯」であり、多くの火山・活断層・地震がある。
しかし「活動的」か「非活動的」かは考慮するタイムスパンによって異なる。
将来1億年のタイムスパン---日本列島は大山脈に成長しているか、学に大洋深く沈んでいる可能性がある。
将来10万年のタイムスパン--日本列島の輪郭・地形・地質構造はほとんど変化していないだろう
↓↓↓
地質学・地球科学の理論とデータは、原発ゴミを安全に地層処分できる場所が日本各所に存在していることを明示。
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だいぶはしょりましたので意味が通らないところなどありましたら、
ご連絡くださると幸いです。
原発はできるだけ早く廃止すべき、でも突然止めるにはいろいろな問題があり難しい、
と語られた吉田先生。
新エネルギーや代替エネルギーが安定して供給されるようになるため、今私たちはなるべく石炭石油を次の世代のために温存することをしなければならないと結びました。
いや、正確には結んだ後に、日本各地の美しい地層のスライドがありました。
それはそれでまたべつの講座を開かれてもいいのでは、と興味をひかれました。
ありがとうございました。
2013年5月20日月曜日
第16回 質実剛健講座
こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
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隔月で開催しております質実剛健講座も16回目、真夏はお休みとなりますので次回開催は9月になります。
またご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。
さて、6月の講座は地質学の学者で、東電設計・電力中央研究所にお勤めだった吉田さんをお招きします。
吉田さんは、2011年震災後にご退職されておりますので、先の大震災当時のお話もうかがえるかもしれません。
「原発」と「安全」が並べて語られることについて、まだ答えは出ていない現在だからこそうかがえる意見をうかがい、この機会にもう一度角度を変えて日本の原発の問題について考えてみませんか。
またご連絡いたしますのでよろしくお願いいたします。
さて、6月の講座は地質学の学者で、東電設計・電力中央研究所にお勤めだった吉田さんをお招きします。
吉田さんは、2011年震災後にご退職されておりますので、先の大震災当時のお話もうかがえるかもしれません。
「原発」と「安全」が並べて語られることについて、まだ答えは出ていない現在だからこそうかがえる意見をうかがい、この機会にもう一度角度を変えて日本の原発の問題について考えてみませんか。
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2013年4月26日金曜日
第15回 質実剛健講座レポート
4月25日、香取鮨にて第15回質実剛健講座が行われました。
講師は、開成中学高校校長であり、東大名誉教授の柳沢幸雄先生です。
今回は、先生の専門分野であるシックハウスについて教えていただきました。
柳沢先生は、高校生の時から寄席に通うなど、高い意識を持って話芸を身につけてきたそうです。
ハーバード時代には、生徒からの投票で決まるティーチャー賞に二回も選ばれた柳沢先生のプレゼン能力は大変高く、私のような聞き手としても未熟な者でも、するすると内容が頭に入ってきました。
「シックハウス症候群はいまだに作られている」の話は、私たちの生活の中にある問題でですが、メディアなどで大々的に取り上げられることもあまりないことなので、
参加されたみなさまからもいつも以上に活発に質問があがっていました。
授業メモを残しておきます。
-----
○「シックハウス」とは昔は無かったことば。
日本の四大公害は特定の地域に限られていたが、5つめの公害病とも言えるシックハウス症候群は、家や建物の中に発生源があるため、その苦しみは本人にしか分からないことが多い。
○化学物質過敏症
例)ホルムアルデヒド
ホルマリン漬けはホルムアルデヒドを薄めて使う。
細胞を固定する成分。
→ホルムアルデヒドが原因のシックハウス症候群の症状
1)引っ越してきて、徐々に家族の体調が悪くなった
2)はじめはめまい、頭痛などの症状がでたが、症状は進行悪化し、1日10回鼻血が出 るに至った。
3)病院に行ったが「鼻のいじりずぎだろう」と診断され、シックハウス〜と気づかれ ず、原因が断たれること無く症状が悪化進行。
4)家族で一日でかけた日に、家に帰ると飼っていたハムスター12匹が全滅していたことで、家に問題があるということに気づく。
5)引っ越しをしたが、一度発祥すると一生病気とつき合っていかなければならない。
シックハウス症候群の病院での診断は難しいらしいです。
ハムスターは、留守番で家を閉めきりにしたために蔓延した揮発性有機物質によって
死んでしまったようです。
○人間が生命活動を維持するための入力と出力
食料:〜2kg
水 :〜2kg
空気:〜15kg
多くの人は一日のうち90%くらいの時間室内にいるので、
室内の空気環境が大切ということになる。
○住宅のシックハウス症候群の原因物質
・ホルムアルデヒド 接着剤
・クロルヒリホス シロアリ駆除剤 農薬
・フタル酸ジーnープチル 塩ビを柔らかくする素材
・パラジクロロベンゼン 虫除け薬
・アセトアルデヒド
例)ホルムアルデヒド
ベニア合板の家具等から未来永劫発生する。湿度の高い夏に増える。(水をかけると出てくる)
最近の住宅は、気密性が高いので汚染物質が室内にこもりやすい。
○行政による規制
ホルムアルデヒド、トルエン、キンレン、エチルベンゼン、スチレン
↓
だけど、
↓
○未規制の揮発性有機化合物によるシックオフィス症候群等が報告される。
例)参議院宿舎改装時の訴え
例)東大柏キャンパス内保育園
柳沢先生が、チェックして建ててもTVOCが基準値をオーバー
↓
建て方に問題がある
・気密性が高いので24時間換気で対応
↓
開園前には基準値以下になりクリア。
現在は普通の換気で大丈夫。
→第二期シックハウスの無限ループを断つことが大切。
-----
※資料がないために、ところどころ正しくないところがあるかもしれません。
ご了承ください。
講師は、開成中学高校校長であり、東大名誉教授の柳沢幸雄先生です。
今回は、先生の専門分野であるシックハウスについて教えていただきました。
柳沢先生は、高校生の時から寄席に通うなど、高い意識を持って話芸を身につけてきたそうです。
ハーバード時代には、生徒からの投票で決まるティーチャー賞に二回も選ばれた柳沢先生のプレゼン能力は大変高く、私のような聞き手としても未熟な者でも、するすると内容が頭に入ってきました。
「シックハウス症候群はいまだに作られている」の話は、私たちの生活の中にある問題でですが、メディアなどで大々的に取り上げられることもあまりないことなので、
参加されたみなさまからもいつも以上に活発に質問があがっていました。
授業メモを残しておきます。
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○「シックハウス」とは昔は無かったことば。
日本の四大公害は特定の地域に限られていたが、5つめの公害病とも言えるシックハウス症候群は、家や建物の中に発生源があるため、その苦しみは本人にしか分からないことが多い。
○化学物質過敏症
例)ホルムアルデヒド
ホルマリン漬けはホルムアルデヒドを薄めて使う。
細胞を固定する成分。
→ホルムアルデヒドが原因のシックハウス症候群の症状
1)引っ越してきて、徐々に家族の体調が悪くなった
2)はじめはめまい、頭痛などの症状がでたが、症状は進行悪化し、1日10回鼻血が出 るに至った。
3)病院に行ったが「鼻のいじりずぎだろう」と診断され、シックハウス〜と気づかれ ず、原因が断たれること無く症状が悪化進行。
4)家族で一日でかけた日に、家に帰ると飼っていたハムスター12匹が全滅していたことで、家に問題があるということに気づく。
5)引っ越しをしたが、一度発祥すると一生病気とつき合っていかなければならない。
シックハウス症候群の病院での診断は難しいらしいです。
ハムスターは、留守番で家を閉めきりにしたために蔓延した揮発性有機物質によって
死んでしまったようです。
○人間が生命活動を維持するための入力と出力
食料:〜2kg
水 :〜2kg
空気:〜15kg
多くの人は一日のうち90%くらいの時間室内にいるので、
室内の空気環境が大切ということになる。
○住宅のシックハウス症候群の原因物質
・ホルムアルデヒド 接着剤
・クロルヒリホス シロアリ駆除剤 農薬
・フタル酸ジーnープチル 塩ビを柔らかくする素材
・パラジクロロベンゼン 虫除け薬
・アセトアルデヒド
例)ホルムアルデヒド
ベニア合板の家具等から未来永劫発生する。湿度の高い夏に増える。(水をかけると出てくる)
最近の住宅は、気密性が高いので汚染物質が室内にこもりやすい。
○行政による規制
ホルムアルデヒド、トルエン、キンレン、エチルベンゼン、スチレン
↓
だけど、
↓
○未規制の揮発性有機化合物によるシックオフィス症候群等が報告される。
例)参議院宿舎改装時の訴え
例)東大柏キャンパス内保育園
柳沢先生が、チェックして建ててもTVOCが基準値をオーバー
↓
建て方に問題がある
・気密性が高いので24時間換気で対応
↓
開園前には基準値以下になりクリア。
現在は普通の換気で大丈夫。
→第二期シックハウスの無限ループを断つことが大切。
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※資料がないために、ところどころ正しくないところがあるかもしれません。
ご了承ください。
2013年3月12日火曜日
第15回 質実剛健講座
-------------------------
第15回 質実剛健講座は満員締切となりました。
いつもありがとうございます。
次回講座は6月を予定しております。
またのお知らせをお待ち下さい。
よろしくお願いいたします。
-------------------------
先生は、大気汚染の研究家。わたしたちが暮らす環境の中は、空気がさまざまな物質によって汚染されています。でもその実態は?そもそもの原因は?いちばん身近なことなのに、実はよくわかっていませんね。
今回、教育者としてベテランである柳沢先生にわかりやすく教えていただきましょう。
タイトルは「シックハウスは未だに作られている」です。
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第15回 質実剛健講座は満員締切となりました。
いつもありがとうございます。
次回講座は6月を予定しております。
またのお知らせをお待ち下さい。
よろしくお願いいたします。
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こんにちは。ARIGATOSAKABAみどりです。
本年から、質実剛健講座は隔月で開催することになりました。
2013年初回となった2月の小唄の講座は、定員よりも多い人数にご参加くださいました。
誠にありがとうございます。
さて、4月の講座は開成中学・高校の校長先生にご登壇いただきます。
本年から、質実剛健講座は隔月で開催することになりました。
2013年初回となった2月の小唄の講座は、定員よりも多い人数にご参加くださいました。
誠にありがとうございます。
さて、4月の講座は開成中学・高校の校長先生にご登壇いただきます。
先生は、大気汚染の研究家。わたしたちが暮らす環境の中は、空気がさまざまな物質によって汚染されています。でもその実態は?そもそもの原因は?いちばん身近なことなのに、実はよくわかっていませんね。
今回、教育者としてベテランである柳沢先生にわかりやすく教えていただきましょう。
タイトルは「シックハウスは未だに作られている」です。
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2013年1月8日火曜日
第14回 質実剛健講座
新年あけましておめでとうございます。
本年も引続きよろしくお願い申し上げます。
本年第1回目の「質実剛健講座」は 新春講座と言うことで趣を変え日本の伝統芸能である小唄を楽しん でいただきます。
江戸時代後期に生まれ現代に続く日本の伝統芸能をお楽しみいただ き、新春を寿いでいただければと存じます。 ご友人などお誘い合わせの上ご参加下さい。
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2012年10月24日水曜日
第13回 質実剛健講座
第13回目の質実剛健講座のお知らせです。
今回は、膵臓外科がご専門の今泉先生です。
皆さん、自分の身体に問いかけてみても
膵臓だけは決して口を割ってくれないそうですよ。
長年、膵臓の病気の治療にあたり、
現在は膵臓外科の指導にあたる今泉先生のお話を直接聞くことのできる貴重な時間を皆様がどうか逃すことのありませんように。。。
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