八丁堀の新川2丁目交差点近くに「ARIGATOSAKABA みどり」はオープンいたしました。
「みどり」という名前は店主の祖母の名前である「みどり」と、中高時代を過ごした学校の6年2組のクラスカラーの緑色に由来しています。
お世話になってきたみなさまにARIGATOの意味を込めましてばたばたとしながらも開店のはこびとなりました。
そしてそして、
初日レセプションは「緑組」周辺のみなさまの大酒盛りとなりました。
甥っ子からプレゼントされた「みどり」Tシャツをみんなでさっそく着用→記念撮影!
それから校歌斉唱!
とても気持ちのよい飲みっぷり。食べっぷりでございました。
こんなどんちゃん騒ぎの後、
締めの言葉として店主の同級生の方からいただいた言葉がありました。
「このたび平井(店主)が、この大不況の中、素人ながら酒場をオープンするという馬鹿をやらかしました。
まわりはやるやるとは聞いていたけれどまさか本当にやってのけるとは思っていなかった。
会社までやめて、しかも今日来てみたら、オーナーとして人を動かして使うのではなく、自分が厨房に立っている。
こんな時代にそんなことをはじめてほんとうに大丈夫なのか。こんなことをはじめられるのはやはり馬鹿しかいないのではないか。
しかし、その馬鹿が我々に勇気を与えてくれる。
65を過ぎてなお、新しいことを始められるんだということを今日、目の前で平井はみせてくれた。
このお店が長く続いて、たくさんのひとがいつでも集えるように応援しよう」
時間を経て、何度も繰り返し思ううちに、一字一句が正しいわけではなくなってしまっていると思いますが、
「ここに馬鹿がいて、馬鹿が勇気を与えてくれる」
というところ、とても心に残りました。
はじめは笑ってふざけ半分に茶化していた皆さんもそこでほう、と聞き入ったように感じました。
大きなことでも、小さなことでも、何かを始めるとか、決断をするというとき、わたしたちはたじろぐことがあります。
そしてその躊躇が行動を遮ります。
でも、そのとき、馬鹿になって、四の五のと考えずに一歩踏み出してしまえばよいのではないでしょうか。
恐れることなく進んむことを決断すると、新しい道はそう険しくないのかもしれないし、仮に険しい道だとしても進むことのできない道ではないのかもしれないのかもしれません。
しかも進んでいく、という行動自体が周囲に勇気を与えることすらある。
開店の日に記念の花火がうち上がったかのように、パッとその場を照らし、目印になるようなそんな言葉をいただきました。
みなさま、お忙しいなかオープンにあわせてお越しいただきましてありがとうございました。
また、たくさんのお花やお祝いの品物やお言葉をいただきましたこと御礼申し上げます。
この場所とここに集まるひとびとにたくさんARIGATOがつながりますように。
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